温泉ソムリエ伝授!足の疲れと冷え性を改善させる入浴法

足がむくんでつらいという女性は多く、冬になると冷え症まで重なる方も多いです。毎日の入浴法を工夫したり、温泉に出掛けたりして改善を試みている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。でも、効果的な入浴法を行わないと、効果がいまひとつ出ないでいつまでも困ってしまうことに……。

そこで今回は温泉ソムリエ協会が推奨する、疲労回復のための入浴法を紹介したいと思います。

 

■疲労回復には“温冷交互浴”がおすすめ

結論から先に言いますが、足が疲れてむくむ、冷え性がひどいといった症状に悩んでいる方は、“温冷交互浴”を試してみましょう。温冷交互浴とは、お湯と水で交互に体を刺激し、血管を広げたり狭めたりする入浴方法です。

サウナで我慢した直後に水風呂に飛び込む健康法に近い効果があります。ただし、全身で冷たい水の中に入ってしまうと心臓に過度の負担が掛かるので、ひざ下だけの温冷交互浴にしましょう。

 

■お湯から上がったら足を水で冷やす

具体的に温冷交互浴の方法を紹介します。まずは3分ほど入浴をしたら、20℃ほどの水でひざ下だけを冷やします。シャワーでもいいですし、水を張った洗面器の中に足を突っ込んでもいいです。時間は10秒から20秒で構いません。

足を冷やしたら今度は湯船に戻ります。3分ほどしたら再び上がり、足先を同じように冷やします。この作業を3回から5回繰り返してください。のぼせて苦しくなってきたら、ひざ下だけの入浴でも構いません。

温冷の刺激を交互に繰り返せば、血管が広がったり狭まったりします。血行が促進され、疲労物質も足から抜けやすくなります。

 

■温泉だけでなく自宅でもできる温冷交互浴

温冷交互浴は温泉やスーパー銭湯だけではなく、自宅のお風呂でも実践できます。湯船に浸からずとも、たらいを2つ用意して、服を着たまま足だけお湯のたらいと水のたらいに交互に入れても十分効果が期待できます。

 

足のむくみや疲れ、冷え症には絶大な効果が期待できます。毎日の日課にするくらいの気持ちで、今日から始めてみてくださいね。

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